伝える力を育みます
隔週土曜日・担当/和田(日本作文の会会員)
音楽や体操が非言語コミュニケーションであるのに対し、作文は言語によるコミュニケーション能力を育みます。
人間は、唯一言葉を使う動物として進化してきました。人間が人間として豊かにコミュニケーションをとるためには、言語能力の向上は必須です。
文章を書くためには様々な力が必要です。
①言葉を知っているか
②今までどのような経験をしてきたか
③物事に対して何を思うのか
これらの要素が複雑に関係し、個性として文章に現れるのです。
わくわくでは、子供達と療育・勉強・対話を通して経験した事を少しずつ文章にして表現する練習をします。
「作文」と聞いただけで構えてしまう子供の場合は、一行日記からはじめます。
その後「いつ」「どこで」「だれが」「なにを」「どうした」「どうなったか」を書けるようにしていきます。
作文を書く効果として、
●文章の段落を学ぶ
●文章の読解を学ぶ
●日々の日記が書けるようにする
●日記から今日の振り返りをする
の四つの観点があります。そこから読み書きの基本を身につけていきたいと考えています。